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「体験記録」未経験から非常勤講師で働き始めて1ヶ月、日本人教師のデビューはどんな風に始まるの?


420時間の養成講座を終了して、日本語教育能力検定試験に合格して、そろそろ日本語教師として働き始めたいけれど、どんな風に仕事が始まっていくのか?と疑問に思うことはありませんか?

そして未経験なら尚更日本語教師の仕事のスタートの仕方が想像がつきませんよね😅

 

この記事では、日本語教師養成講座420時間を終了した後、未経験で非常勤講師としてデビューした実際の流れや、クラスデビューまでに必要だった物についてお伝えしたいと思います💡

 

 

 

結論、養成講座で学んだ知識をフル活用しながらも、教えるまでには抜かりない準備が必要!でもしっかり準備をして臨めば授業はとても楽しいものとなります。

そして教える準備の中に、「必要教材」があるということを念頭に入れておきましょう❗️

 

ちなみに私は2020年1月から日本語教師養成講座を受講締めました。

そんな中、コロナウィルスの蔓延があり、計画していたより遅くなりましたが日本語教師として2022年4月から非常勤講師として働き始めました。



非常勤講師の採用については、こちらの記事に詳しく載せています。

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では実際にどのような流れでデビューし、どんなこと、ものが必要だったのかをお話ししていきます。

 

「体験記録」未経験から非常勤講師で働き始めて1ヶ月のレビュー

どの様な形態で働き始めたの?

私は非常勤講師として2つの学校をほぼ同時期にデビューしました。

2022年になり始めた頃から、日本語教師の求人に目を通し、タイミングよく通える範囲で非常勤の募集が二箇所出ていいました。どちらも受けてみることにたのですが、ありがたいことに2校とも採用いただけました。大変だとは思いましたが、ご縁かなと思い、2校で働いてみることに決めました。現在1校は、「90分×2」を週2回、もう1校は「45分×4」を週1回で担当しています。。

 

授業の予定表がわかるのはいつ?

まず授業計画がわからないと何を準備していいのかわかりませんよね。

でも授業計画が出てくるのは、授業開始2週間〜1週間前でした。

どちらの学校もチームティーチング制をとっています。

気持ち的には非常にソワソワして、焦りました。養成講座ではこんなに長くの授業を週に何個もしたわけではなかったので、「想像以上!」むしろ想像できなかったです。

結構バタバタ感が否めませんが、担当箇所がわかると、授業ってどんなのって分からないながらも想像できない領域を想像しながら準備を進めました。あっているかどうかわかりませんが、養成講座で学んだことからふる想像です。

 

日本語教師養成講座では、演習や実習に力を入れている学校で講座を受講しましたが、やっぱり学校で教えてもらうのはほんの一部だったんだなぁとこの時点で強く感じました。

 

文型導入以外に下記の学習項目を具体的に教えていくことになりました。ですがいまいち想像がつかない学習項目も多く、準備の際は参考になる本を購入して流れを掴むようにしました。

 

実際の授業の内容は?

実際に始まった授業では、文型導入はもちろん重要な学習項目として第一に挙げられます。それ以外に下記の学習項目を日常的に教えていくことになりました。

もちろん養成講座でも習いましたが、文型導入ほどの数を授業内で取り扱わなかったので、頭からすっぽり抜け押している感が私にはありました。

文型導入以外の学習項目
  • 語彙導入
  • 読解
  • 聴解
  • 漢字

 

語彙導入

養成講座でももちろん語彙導入のトレーニングは受けます。ですが丸1つの課を初めから最後まで語彙の導入することは私の経験ではありませんでした。学校のカリキュラムにもよりますが、1コマかけて語彙導入をする授業があります。

率直な感想としては「どうするんだ??」と少し考え込んでしまいました。

動詞は特に共起する助詞の確認の為、その動詞が使われる例文を用います。

その時に辞書が一つあると助かります。例文を調べたり、語の意味を再度しっかり確認します。

私はベネッセのこちらの辞書が非常に使いやすいと思いました。

簡潔で、2色の色使いで表などを使って重要ワードはまとめられており、見やすいです。

 

読解

読解と聞くと「文章を読んで設問に答える」流れだと思います。ですが授業内で取り扱う時には、文章のタイトル冒頭を読んで、今日はなんの話をするのか想像させたり、答え合わせのみならず、答えを導いた理由や書き手の想いを想像して授業を進めていく必要があります。どの流れでこれらのことを行なっていくかが大切な授業準備になってきますね。

私は読解の授業に入る前に、国際交流基金の「読むことを教える」に目を通してポイントをチェックしておきました。

 
聴解

突然音源を流して、簡単に完璧に聞き取れる生徒がいないわけではありませんが、前もって「どこに着目して聞きましょう」と言うポイントを伝える必要があります。

説明や回答の際にも語彙コントロールが必要になってきます💦

 

漢字

漢字の授業も実際に行うのは初めてでした。ちょっと想像ができなかったので、国際交流基金が出している「文字・語彙を教える」を参考に読んでから挑みました。

 

 

参考にした書籍はあくまでも一例です。

そのほかに辞典や教え方の本などを購入して、準備を進めていきました。

下記の写真も持っている一部です。

決して「本が多い=いい日本語教師だ』というわけでもなく、本がたくさんあればいいわけではありませんが、経験が少ない分書籍に頼ることが多いです。

養成講座中に担当の先生が「日本語の授業の進め方 生中継」の本を薦めていらっしゃったので、購入しました。こちらは実際の板書が写真で載っているため、経験の少ない私にとっては実際の現場が想像しやすく教案作りに非常に役に立っています。

 

 

教える日が決まると学校について教室に入った途端に「日本語教師」になり、待ったはありません。できる準備は整えておきますが、自分の思い通りに授業が運ぶとも限りませんので、根拠のない自信を普段から鍛えておくといいな!と感じました(笑)

 

 

私の場合は、コロナ禍からの入国解除でどの国のだれが教室にいるかが分からない状態で初日スタートでしました。準備はしっかりしていったつもりでしたが、イレギュラーが多すぎて訳のわからないままスタートしました😅

 

私が未経験で新人だろうが時間がくれば授業は始まります。そして生徒にとっては「今日が私の日本語教師初めての授業です!」なんて言えるわけでもなく、生徒たちにもわかるわけでもなく、「私は日本語教師です。」としか見えないでしょう。

でも、「この感じとても面白い!」と私は感じました。なかなか経験できないことじゃないでしょうか??

なのでやり切るしかないですね👍

 

 

準備したことは、その場でベストを尽くしました。その日の初日に感じたことは、「経験がものを言う」んだろうなということでした。

目の前に一生懸命学習しようとしている学生がいると、未熟ながら「今のベストを尽くそう」と感じました。



授業が始まって追加で買い揃えた教科書は?

実際に授業が始まって学校で使用する教科書を買い揃える必要がありました。

採用された雇用形態や学校にもよると思いますが、勤務している2校どちらも授業内で使用する教材は基本自分持ちです。

今回は働くにあたり、追加で購入する必要がある教科書が結構ありました。

 

養成講座受講時に購入した教科書

・みんなの日本語 本冊

 

それからこちらの2冊はクラス準備用に自分で購入しました。

・教え方の手引き

・翻訳本(英語版)



今回の採用後購入した教材
  • 学校で使用する漢字ドリル

【みんなの日本語副教材】

  • 読めるトピック25
  • 聴解タスク25
  • 標準問題集
  • 書いて覚える文型練習帳
  • やさしい作文

 

とにかく初めのほうは初期投資が必要ですが、教科書代がとても嵩むイメージです。

ちょっと出費にはビックリしましたが、経験も知識も浅ければ、本から情報を摘み取らない限り、勝手に新しい発想は生まれてきませんよね😅

ましてや授業で使用するものなので必要不可欠です❗️

 

もちろんフリマショップなどを活用するのも一つの方法ですが、授業で実際に教材として使うものはなるべく新しいものを買うことをおすすめします。本によっては改訂されている😅ということもありますから。

 

せっかく買ったのに使えないリスクは考えておかないといけません。

 

まとめ(未経験から非常勤講師で働き始めて1ヶ月、日本人教師のデビューはどんな風に始まるの?)

初めて日本語教師として授業をしたら、もう一人前として授業を任されます。

そう思うと養成講座受講中にたくさん失敗もしながら、授業の感覚を養っていくのがいいと思います。

クラス運営は学校ごとに違うので現場で少しずつ慣れていくことが1番の近道なのかもしれませんね😇

慣れるまでは随分と書籍に頼ることになりそうです。

まだまだこれからですが、失敗したり授業内で感じたことを活かしながら成長していきたいと思っています。

 

非常勤講師を初めて1ヶ月が経った実体験レポでした

 

 
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