日本語教師に興味があるけれどどこでどうやって日本語を教えればいいかわからない。
現役の日本語教師として国内外で働いているけれどコロナ禍で対面授業が減り日本語学校の経営も危ない。
海外で教えたいけれど就労ビザが降りにくい。
日本語学校内、教室内での対面クラスを中心としたこれまでのやり方では先が見えず
日本語教師としての身の振り方を考えている人も多いのではないでしょうか?
TwitterなどのSNSを見ていると「同僚がクビになって次は私の番かも」
「今働いてる学校、もう潰れそう」などといった投稿が頻繁に目にとまります。
その一方でオンラインであらゆることができる今の時代。
学校や組織に頼らなくても個人で日本語教師として働ける素晴らしい時代です。
この記事ではそんな時代に日本語教師として個人でどう働いていくかをお伝えします。
結論、この記事を読むと、下記のことが分かります。
・個人がSNS( LinkedIn ) を通して学習者を集める方法
・海外•国内在住の学習者に日本語を教えていく方法
ちなみに私は現在、日本語教師養成講座•日本語教育能力検定試験対策講座の講師、さらにフリーランスで海外•国内在住の学習者にオンラインクラスをしています。
オンラインクラスの学習者の居住地は、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、韓国、そして大阪です。
過去には海外•国内の民間日本語学校や公的機関で約15年間日本語を教えてきました。
この記事は、italki やcafetalk などのプラットフォームを利用するのではなく、完全フリーランスで教えることに特化しています。
以前は私もプラットフォームを利用していましたが、授業料の中抜き(italki は15%)や、システムの不備に辟易し、完全フリーランスになりました。
この記事を読むことで、個人がSNS( LinkedIn )を通じて、国内外の学習者に日本語を教えていく方法がわかります。
日本語教師を今から目指す方は、日本語教師養成講座もありますのでチェックしてみてくださいね👍
LinkedIn(リンクトイン)を活用して学習者を集め、オンラインを活用して日本語を教えていく方法
1.学習者を集めるためにどのSNSを使うべきか
結論から言うと、Linkedin(リンクトイン)をお奨めします。
LinkedInは就職や転職などに特化したSNSで、いわゆる意識高い系の人が多い印象。
日本の企業に就職や転職をしたい外国人日本語学習者の投稿も多くあり、
学習者自身の日本語の勉強方法やJLPTで何級に合格したかなどの
真面目な投稿が目立ちます。
日本語学習についてのグループもあります。
2.Linkedin(リンクトイン)を使うようになった経緯
当初はFacebookやInstagramで学習者を集めようとしていました。
集客力はあるものの、冗談めいた連絡や、やる気がない人からも連絡がくることが多々あり、もっと真面目な人を探したいと思うようになりました。
LinkedInから来た学生はコツコツと勉強し上達が早いうえに継続率が高いことに気が付き、集客に関してはFacebookやInstagramではなくLinkedInでするようになりました。
時間をお金に変える我々日本語教師は1週間に100人も200人も教えられるわけではありません。
SNSで集客をするにしても、多くの学習者を取るよりもまじめにコツコツと勉強する学習者のリピーターを増やすことに注目したほうがいいと考えています。
3.Linkedin(リンクトイン)の特徴
ここでLinkedin(リンクトイン)の特徴を少しまとめてみました。
・アメリカ生まれのSNSの1つ
・ビジネスシーンに特化しているSNS
・日本のユーザーは約200万人(今後増える見込み)
・ユーザーにとっては学習ツールとしても機能
・就職や転職にも活用できる
4.最終的に目標とするところ
でも実はLinkedInで集客するのは入り口であり、1番良い方法は口コミです。
シンガポールの学習者がタイに出張に行った時に同僚を紹介してくれたり、
ソウルの学習者が釜山にいる友人を紹介してくれるなど、
学習者が別の学習者を紹介してくれることが頻繁に起こりました。
なおFacebookやInstagramを全く使っていないわけではありません。
そういったメディアは自分のスケジュールを公開するために使っています。
学習者に自分のアカウントを教え自分の空き時間を書き、学習者からの連絡によって予約を埋め、
空き時間を更新していくと言うやり方です。
まとめ(LinkedIn)を活用しよう!SNS時代の日本語教育とは
今回は、個人がSNS( LinkedIn )を通じて、国内外の学習者に日本語を教えていく方法について書いてきました。
LinkedInは、下記の特徴を持つSNS
・アメリカ生まれのSNSの1つ
・ビジネスシーンに特化しているSNS
・日本のユーザーは約200万人(今後増える見込み)
・ユーザーにとっては学習ツールとしても機能
・就職や転職にも活用できる
うまく活用して、海外•国内在住の学習者に日本語を教えていきましょう!
また別記事にて、LinkedInの詳しい使い方などをご紹介したいと思います。
日本語教師になるには、複数方法がありますが、実践型の養成講座なども検討くださいん😁